昔は「恐竜は絶滅した」と考えられていた。でも鳥になった?
まず、答え
昔は、恐竜は大昔にすべて絶滅した、鳥とは別の生きものだ、と考えられていました。今では、一部の恐竜が生きのこって進化し、鳥になったとわかっています。つまり、鳥は「生きている恐竜」の仲間なのです。
どうして?
大きなトカゲのような姿の恐竜と、空をとぶ小さな鳥。見た目がこんなにちがうので、別の生きものだと考えるのは自然でした。化石大昔の生きものやその跡が、うもれて残ったもの。はふつう骨しか残らないので、羽毛のようなやわらかい部分は、なかなかわからなかったのです。
もう一歩
考えが変わったのは、新しい化石の発見のおかげです。羽毛のある恐竜の化石が、いくつも見つかりました。さらに、骨をくらべると、鳥と恐竜には、手首の動き方や、胸の骨(叉骨、いわゆる「ウィッシュボーン」)、中がすいた軽い骨など、たくさんの共通点があることがわかりました。これらは「鳥は恐竜の子孫だ」という強い証拠です。新しい証拠が出てくると、それまでの常識もていねいに見直され、更新されます。昔の考えがまちがっていたというより、そのときに手に入る化石では、そこまでしかわからなかった、ということなのです。
へぇ、となる話
にわとりも、すずめも、そして庭に来る鳥も、みんな恐竜の子孫です。恐竜は完全にはいなくなっていない、と考えると、身近な鳥を見る目が変わってきます。
身のまわりの同じしくみ
図かんや教科書の内容は、新しい発見があると書きかわります。「今わかっていること」は、これからも更新されていく。それが科学のおもしろいところです。