生きものは、どうつながっているの?
まず、答え
生きものは、食べる・食べられるの関係でつながっています。植物を虫が食べ、その虫を鳥が食べる…という鎖を、食物連鎖といいます。みんなが輪のようにつながって、自然は成り立っています。
どうして?
植物は、太陽の光で自分の栄養を作れます。だから、食べもののつながりの出発点です。その植物を、草を食べる虫や動物が食べます。さらにそれを、肉を食べる動物が食べます。
そして、死んだ生きものや落ち葉は、菌やミミズが分解して土にもどし、その栄養をまた植物が使います。こうしてぐるぐるとつながっているので、どれかひとつが欠けても、つながり全体にひびきます。
もう一歩
じっさいの自然は、一本の鎖というより、あみのように複雑につながっています(食物網)。ある生きものが減ると、それを食べていた生きものも、食べられていた生きものも、影響を受けます。
だからこそ、いろんな種類の生きものがいることが大切です。種類が多いほど、どこか一部が欠けても、全体はくずれにくくなります。多様であることが、自然を丈夫にするのです。
川では、上流から流れてくる落ち葉や栄養が、水の中の小さな虫を育て、その虫を魚が食べ、魚を鳥が食べます。地質から土、植物、虫、魚、鳥へと、水の流れにそって、いのちがつながっているのです。
へぇ、となる話
オオカミがいなくなったある森で、シカが増えすぎて草木を食べつくし、やがて川の形まで変わってしまった、という出来事がありました。生きもののつながりは、まわりまわって、川や地形まで動かすほど、大きな力を持っているのです。
身のまわりの同じしくみ
田んぼのカエルと虫、庭の花とハチ、海の魚と鳥、そして毎日の給食。もとをたどれば、太陽と植物から始まるつながりの中に、わたしたちもいます。