土はどうやってできるの?
まず、答え
土は、岩が長い時間をかけてくだけた細かいつぶと、枯れた葉っぱや生きものが分解されたものが、混ざり合ってできます。石と生きものの、合作なのです。
どうして?
岩は、水やこおり、暑さ寒さのくり返し、木の根の力などで、少しずつくだけて、砂や粘土になります(風化)。
そこに、落ち葉や、虫や生きものの死がいが積もります。これを、土の中の菌やミミズなどが食べて分解し、細かいつぶと混ぜていきます。こうして、植物が根をはって育つことのできる、栄養のある土になります。
もう一歩
よい土ができるには、とても長い時間がかかります。ほんの数センチの土ができるのに、数百年から数千年かかることもあります。
土の中には、目に見えない菌や小さな虫が、数えきれないほどいます。かれらが落ち葉を栄養に変え、植物の根に届けます。森が豊かだと土が豊かになり、土が豊かだと森が育つ、というぐるぐるのループがあります。土はまた、水をたくわえて、川の水を守るはたらきもします。
そして、もとになった岩(地質)がちがえば、できる土の性質もちがいます。すると、育つ植物も、集まる生きものも変わってきます。だから地質は、その土地の自然のスタート地点なのです。
へぇ、となる話
ひとにぎりの土の中には、地球にくらす人の数よりも、ずっと多くの微生物目に見えない、小さな生きもの。がいるといわれています。何気なくふんでいる足もとの土は、石と生きものが長い時間をかけて作り上げた、とてもにぎやかな世界なのです。
身のまわりの同じしくみ
畑や花だんの土、落ち葉の下のふかふかした地面、ミミズ、森の地面、植木ばちの土。どれも、石と生きものが混ざってできた土のなかまです。