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物理

なぜ物は、動かしてもいつか止まるの?(摩擦)

まず、答え

すべらせた物がいつか止まるのは、ふれ合う面の間に、動きをじゃまする力(摩擦ものがふれ合うときの、すべりにくさ・止める力。)がはたらくからです。ざらざらしているほど摩擦は大きく、つるつるだと小さくなります。

どうして?

どんなにつるつるに見える面も、細かく見るとデコボコしています。物がすべると、その小さなデコボコどうしが引っかかり合って、動きをじゃまします。これが摩擦です。

だから、押すのをやめると、摩擦でだんだん遅くなり、やがて止まります。

もう一歩

摩擦は、じゃまなだけではありません。わたしたちが歩けるのも、車が走れるのも、地面との摩擦で地面をけれるからです。氷の上ですべってしまうのは、摩擦が小さいからです。ブレーキは、わざと摩擦を大きくして止めるしくみです。

手をこすると温かくなるのは、摩擦で熱が生まれるから(動きのエネルギーの一部が熱に変わる)。油をさすと動きがなめらかになるのは、面の間に油が入って、摩擦を減らすからです。摩擦を「増やす・減らす」を使い分けることが、道具や乗り物の大事な工夫になっています。

へぇ、となる話

もし摩擦がまったくなかったら、歩くことも、物をつかむことも、立ち止まることもできません。すべって止まらない世界になってしまいます。じゃまに見える摩擦は、じつはわたしたちの暮らしを支えているのです。

身のまわりの同じしくみ

くつの底のみぞ、タイヤ、ブレーキ、すべり台、つるつるの氷、油をさした機械。どれも、摩擦の大小を利用しています。

#しくみ

力だめしクイズ

すべらせた物がいつか止まるのは?

やってみよう

すべり方を、くらべよう

物理

面のちがいで、すべりやすさがどう変わる?

ざいりょう

  • 平らな板(下じきや本)
  • 消しゴムや小さな箱
  • いろんな面(紙やすり・タオル・つるつるの紙)

やりかた

  1. 板の上に、消しゴムをのせる
  2. 板を少しずつかたむけて、すべり出す角度を見る
  3. 板の上にいろんな面をしいて、同じことをする
  4. すべり出しやすい面・にくい面をくらべる

わかることつるつるほど摩擦が小さくすべりやすく、ざらざらほど摩擦が大きくすべりにくい。歩けるのも止まれるのも摩擦のおかげです。

このきじは「力と運動のきほんコース」の 2/10 最初から読む

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