ガラスはなぜ、とうめいなの?
まず、答え
ガラスがとうめいなのは、光がガラスの中を、はね返ったり吸われたりせずに、まっすぐ通りぬけられるからです。
どうして?
物が見えるのは、光がその物に当たってはね返り、目にとどくからです。ガラスは、光をはね返さず、また吸いこんでしまうこともなく、そのまま通します。だから、向こう側が見えて「とうめい」に感じます。紙や木が向こうを見せないのは、光をはね返したり、中で散らしたりしてしまうからです。ガラスは、光にとって「通りぬけられる」材料なのです。
もう一歩
ガラスは、おもに砂(けい砂)を高い温度でとかして作ります。とけたガラスがひえて固まるとき、粒がきれいに整列せず、バラバラのまま固まるのが特ちょうで、これが光をまっすぐ通す理由のひとつです。同じ「水からできる」氷がとうめいなのに、雪が白いのは、雪が小さな氷の粒で光をあちこちにはね返すから。同じ材料でも、光の通り方で、とうめいに見えたり白く見えたりするのです。ガラスに色をつけたり、光を曲げたりする技術は、めがねやカメラのレンズ、光ファイバーにも生かされています。
へぇ、となる話
とうめいなガラスも、うんと厚くすると、うっすら青緑色に見えます。少しだけ光を吸っているので、厚みがあると、その色が見えてくるのです。
身のまわりの同じしくみ
まど、コップ、めがね、スマホの画面。どれも、光を通すガラスのせいしつを使っています。