なぜ、こわいときや寒いときに鳥肌が立つの?
まず、答え
鳥肌は、皮ふの毛穴のまわりにある小さな筋肉がキュッと縮んで、毛が立つ現象です。寒さや強い気持ちに反応して、体が自動で起こします。
どうして?
毛の根もとには小さな筋肉があり、寒いときや驚いたときに、体を守る命令が出て縮みます。すると毛が立ち上がり、皮ふがブツブツになります。これは自分で動かしているのではなく、体が勝手に反応しているのです。
もう一歩
鳥肌は、大昔の動物だったころのなごりだと考えられています。毛がたくさんある動物は、毛を立てると空気の層ができて暖かくなり、また体を大きく見せて敵をおどせます。人間は毛が少なくなったので実用の効果はほとんどありませんが、しくみだけが残りました。寒さだけでなく、感動する音楽や怖い話でも鳥肌が立つのは、強い感情が体を守るスイッチ(自律神経)を動かすからです。
へぇ、となる話
ネコが驚いたときに毛を逆立てて体を大きく見せるのも、同じしくみです。人間の鳥肌は、その名残というわけです。
身のまわりの同じしくみ
寒い日にお風呂から出たとき、こわい映画、感動する歌。どれも、気持ちや温度の変化が、体のスイッチを押しています。