なぜ、耳で音が聞こえるの?
まず、答え
音は、空気のふるえです。耳がそのふるえを受け取り、おくで電気の信号に変えて脳へ送り、脳が「聞こえた」と感じます。
どうして?
物がふるえると、まわりの空気もふるえ、波のように伝わります。これが音です。
耳のあな(外耳)が音を集め、鼓膜(うすい膜)をふるわせます。そのふるえが、おくの小さな骨を通して、うずまきのような器官に伝わり、そこの細かいセンサーが電気の信号に変えて、脳へ送ります。
もう一歩
音の高さは、ふるえる回数(周波数)で決まります。速くふるえると高い音、ゆっくりだと低い音です。大きさは、ふるえの大きさで決まります。
耳が左右に2つあるので、音がどちらから来たかが分かります(左右で、届く時間や大きさが、わずかにちがうからです)。とても大きな音は、鼓膜やセンサーを傷めることがあるので、注意が必要です。じつは耳は、聞くだけでなく、体のバランスをとる器官(三半規管耳の奥の、体のかたむきや回転を感じる器官。)もかねています。
へぇ、となる話
目を閉じていても、音だけで「右から車が来た」と分かります。左右の耳に届く音の、ほんのわずかなちがいを、脳がすばやく計算しているからです。両耳は、すぐれた音の方向センサーなのです。
身のまわりの同じしくみ
声や音楽、ヘッドフォン、耳をふさぐこと、音の方向が分かること、うるさいと耳が痛いこと。どれも、耳と脳のはたらきです。