背骨のない動物には、どんな仲間がいるの?
まず、答え
昆虫、クモ、エビやカニ、貝やイカ、ミミズ、クラゲ、ヒトデなど。じつは動物の大多数が、背骨のない仲間です。
どうして?
背骨がなくても、体を支える方法はいくらでもあります。昆虫やエビ・カニは、体の外側をかたいからでおおう作戦です。外がよろいなので、大きくなるには脱皮しなければなりません。貝は石のようなからにこもり、イカやタコはやわらかいまま素早く動きます。クラゲは水の力で形を保っています。
体の支え方がちがえば、暮らし方も変わります。背骨がないぶん、小さくて種類が多く、あらゆる場所に入りこめました。
もう一歩
おもな仲間を見てみましょう。昆虫は足が6本で体が頭・胸・腹の3つ。クモは足が8本で体が2つに分かれ、昆虫ではありません。エビ・カニ・ダンゴムシは甲殻類の仲間で、足の数がもっと多くなります。貝・イカ・タコ・ナメクジは軟体動物。ミミズやヒルは環形動物、クラゲやサンゴは刺胞動物、ヒトデやウニは棘皮動物です。
クモを虫と呼ぶのは日常の言い方としては問題ありませんが、生きものの仲間分けでは昆虫ではない、というのが答えになります。
へぇ、となる話
背骨のない動物は、種類の数でも圧倒的です。名前のついた動物のうち、95%以上が背骨を持ちません。しかも、まだ名前のついていない種が、それよりずっとたくさんいると考えられています。地球には、まだ発見されていない動物のほうが多いのです。
身のまわりの同じしくみ
セミのぬけがら、カニのから、貝がら。すべて、体を外から支えていたもののあとです。