モーターや発電は、どうして回るの?(磁石と電気)
まず、答え
電気と磁石は、深いなかまです。電気を流すと磁石の力が生まれ、その力でモーターが回ります。ぎゃくに、磁石を動かすと電気が生まれ、これで発電します。
どうして?
電気が流れるまわりには、磁石の力ができます。だから、コイル(電線をぐるぐるまいたもの)に電気を流すと、磁石になります。
その磁石が、まわりの磁石とひきあったり、しりぞけあったりして、くるくる回ります。これがモーターです。おもちゃの車も、扇風機も、この力で動いています。
もう一歩
ぎゃくに、磁石をコイルの近くで動かすと、電気が生まれます(電磁誘導といいます)。これが発電のしくみです。発電所では、水や風、蒸気の力で、大きな磁石やコイルを回して、電気を作っています。
つまり、モーターと発電機は、「電気↔動き」を行き来する、同じしくみの裏表なのです。手回し発電機を回すと明かりがつくのは、動きを電気に変えているからです。電気と磁石がなかまだと気づいたことが、今の便利な電気の暮らしをつくった、大きな発見でした。
へぇ、となる話
じつは発電所の多くは、結局「なにかの力で大きな磁石を回して電気を作る」だけです。火力も、水力も、風力も、原子力も、磁石を回す力のもとがちがうだけで、電気を作るしくみはみな同じなのです。
身のまわりの同じしくみ
扇風機・洗濯機・電車のモーター、手回し発電機、自転地球が自分でくるくる回ること。昼夜のもと。車のライト(車輪で発電)、発電所。どれも、磁石と電気のなかまの力で動いています。