イモリとヤモリ、カエルとトカゲ。どこを見れば見分けられる?
まず、答え
皮ふがしめっているか、うろこでおおわれているか。ここを見れば、両生類とは虫類を見分けられます。
どうして?
イモリは両生類です。水辺にいて、皮ふはつるつるとしめっていて、皮ふからも呼吸します。日本でよく見るアカハライモリは、おなかが赤やオレンジ色をしています。
ヤモリはは虫類です。家の壁や窓によくいて、皮ふはかさかさと乾いていて、細かいうろこにおおわれています。指先には目に見えない細かい毛がびっしり生えていて、そのおかげでガラスにも張りつけます。
名前は一字ちがいですが、仲間としては、ずいぶん遠い関係です。
もう一歩
覚え方もあります。イモリは井戸や池を守るから「井守」、ヤモリは家を守るから「家守」と書きます。すみかがそのまま名前になっているので、どこで出会ったかが手がかりになります。
カエルとトカゲも同じ考え方で分けられます。カエルは両生類で、しめった皮ふ、水辺の産卵、おたまじゃくしの時期があります。トカゲはは虫類で、うろこ、乾いた場所も平気、卵には殻があります。見た目の形ではなく、皮ふと卵と暮らす場所を見るのがこつです。
へぇ、となる話
ヤモリにはまぶたがありません。だから目を閉じることができず、目がよごれると舌でなめてそうじします。いっぽうトカゲにはまぶたがあり、まばたきができます。同じは虫類でも、こうしたちがいがあります。見分けは、大きな特ちょうから細かい特ちょうへと、順にしぼっていく作業です。
身のまわりの同じしくみ
夏の夜の窓ガラスにヤモリ、田んぼの水路にイモリ、庭石の上にトカゲ、草むらにカエル。出会った場所も、りっぱな手がかりです。