は虫類ってどんな動物? どんな生きものがいるの?
まず、答え
かたいうろこにおおわれ、一生を肺で呼吸し、殻のある卵を陸に産む動物です。ヘビ、トカゲ、ヤモリ、カメ、ワニが仲間です。
どうして?
両生類とのいちばんのちがいは、水から自由になれたことです。は虫類のうろこは水分をにがしにくく、乾いた場所でも体が干からびません。卵にもかたい殻があり、中に赤ちゃんのための水が入っているので、水辺でなくても産めます。
砂漠のような、水の少ない場所でも暮らせるのはこのためです。は虫類は、背骨のある動物が本格的に陸へ進出した、その代表といえます。
もう一歩
は虫類は変温です。自分で体温を作らないので、朝は日なたに出て体をあたため、暑くなれば日かげに移ります。トカゲが石の上でじっとしているのは、なまけているのではなく、体温の調節という大事な仕事の最中です。
そのかわり、食べる量はとても少なくてすみます。同じ大きさの哺乳類にくらべて、必要なエネルギーはずっと少なく、ヘビは数週間から数か月、何も食べずにいられることもあります。体温を保たないという選択は、燃費の良さと引きかえなのです。
へぇ、となる話
は虫類には、まだ大きな仲間が残っています。じつは鳥類は、恐竜から進化した仲間です。だから生きものの系統をきちんとたどると、ワニは、トカゲやヘビよりも鳥に近い親せきということになります。見た目の印象と、実際のつながりは、ずいぶんちがうことがあるのです。
身のまわりの同じしくみ
夏の夜、家の窓にはりつくヤモリ。日なたの石で動かないトカゲ。池のカメの甲羅ぼし。どれも、うろこと日光がかかわる暮らしです。