アンケートは、聞き方で答えが変わるの?
まず、答え
アンケートは、質問の聞き方や、選択肢の並べ方によって、答えが変わることがあります。だから結果を見るときは、「どう聞いたか」もいっしょに確かめることが大切です。
どうして?
同じことでも、聞き方でうける印象が変わります。「反対ですか?」と聞くと反対が増え、「賛成ですか?」と聞くと賛成が増える、ということが起こります。
また、えらびやすい答えや、最初にならんでいる答えが、えらばれやすくなります。だから、質問の作り方しだいで、結果がかたよってしまうのです。
もう一歩
答えをかたよらせてしまう聞き方には、いくつかのパターンがあります。さそいこむ言い方(「みんなが賛成するこの案に、あなたも賛成ですか?」)。えらべる答えが、いいものばかりにかたよっている。むずかしい言葉で、本当の意味が伝わらない。聞く相手がかたよっている(あるお店の前で「この店が好きですか?」と聞けば、好きな人が多くなります)。
だから、アンケートの数字を見るときは、だれに・どんな言葉で・どんな選択肢で聞いたかを確かめます。フェアに聞くには、中立の言葉で、答えをかたよらせない選択肢にすること。自分でアンケートを作るときも、同じ注意が必要です。
へぇ、となる話
プロの調査でも、質問の順番を入れかえるだけで、結果が変わることがあります。だから調査を作る人は、言葉ひとつを、何度も見直します。「どう聞くか」は、それほど結果を左右するのです。
身のまわりの同じしくみ
アンケート用紙、ネットの投票、お店の満足度調査、世論調査。どれも「聞き方」で答えがゆれます。