なぜ、さわった感じがわかるの?
まず、答え
皮ふには、さわった感じ・温度・痛みを感じる、たくさんのセンサーがあります。それが刺激を受け取ると、電気の信号になって脳へ送られ、「さわった」「熱い」「痛い」と分かります。
どうして?
皮ふの中には、いろんな種類のセンサーが埋まっています。おされた・ふれた・温かい・冷たい・痛い、をそれぞれ感じ取り、神経を通して脳へ送ります。
脳が、体のどこが、どう感じているかを読みとります。だから、目を閉じていても、どこをさわられたか分かるのです。
もう一歩
センサーの数は、場所によってちがいます。指先やくちびるはセンサーが多くて敏感、背中や太ももは少なくてにぶいです(2つの点で同時にさわると、指先は「2つ」と分かりますが、背中では「1つ」に感じます)。
痛みは、体を守る大事な警報です。熱いものから手を引っこめるのは、じつは考える前に、体が反応する「反射」です。また、ずっと同じ刺激だと、だんだん感じなくなります(服を着ているのを、忘れているように)。温度は「差」で感じます(冷たい水のあとだと、ぬるま湯が温かく感じます)。皮ふは、体を守るバリアであり、まわりを感じるセンサーでもあるのです。
へぇ、となる話
熱いものにさわった手は、「熱い」と脳が感じるより先に、もう引っこんでいます。危険なときは、脳を通さず、背骨のところで反応する近道(反射)があるからです。体は、自分を守るしくみを、ちゃんと持っているのです。
身のまわりの同じしくみ
手ざわり、熱い・冷たい、痛い、指先の敏感さ、かゆみ。どれも、皮ふのセンサーが感じ取っています。