ストレスってなに?こころとからだの守り方
まず、答え
ストレスとは、心や体に、なにかの負担(プレッシャー)がかかっている状態のことです。テスト、いそがしさ、人間関係。適度なストレスは、力を出す助けにもなりますが、大きすぎたり長く続いたりすると、心と体がつかれてしまいます。ストレスに気づいて、じょうずに減らす方法を知ることが、こころの守り方です。
どうして?
体は、負担がかかると、それに立ち向かうために、力を出す準備をします。心臓が速くなり、体がはりつめる。この反応が、ストレスです。短い間なら、集中力を高めたり、がんばる力になったりします。
でも、この「はりつめモード」が、休みなく長く続くと、心も体もつかれきってしまいます。よくねむれない、おなかが痛い、イライラする、やる気が出ない。これらは、「ストレスがたまっているよ」という、心と体からのサインです。がまんし続けるのは、良いことではないのです。
もう一歩
ストレスと、じょうずにつきあう方法があります。まず、自分のサインに気づくこと。「最近、よくねむれない」「なんだかイライラする」と感じたら、ストレスがたまっているのかもしれません。気づくことが、守りの第一歩です。
つぎに、ストレスを、意識して減らすこと。体を動かす、よくねむる、好きなことをする、笑う、自然の中ですごす、だれかに話す。これらは、心のつかれを回復させる、大切な休みです。とくに、睡眠と、だれかに話すことは、とても効きます。そして、いちばん大事なこと。「がんばりすぎている」と感じたら、少し休んでいい。全部を一度にやろうとせず、休みをはさむ。それは、なまけではなく、長く元気でいるための、かしこい工夫です。もし、つらさが続いて、自分ではどうにもならないと感じたら、必ず、信頼できる大人に相談してください。心のSOSは、早めに出すほど、楽になります。
へぇ、となる話
同じできごとでも、ストレスの感じ方は、人によってちがいます。そして、「これはチャレンジだ」と前向きにとらえた人のほうが、体への悪いえいきょうが少なかった、という研究もあります。ストレスをゼロにはできませんが、受け止め方を少し変えたり、上手に休んだりすることで、その大きさは、変えられるのです。
身のまわりの同じしくみ
テスト前のプレッシャー、予定がつまっているときのあせり、人間関係のなやみ。どれも、心と体に負担がかかる、同じしくみです。気づいて、休んで、話す。これが、こころとからだを守ります。