地球はあたたかくなっている?二酸化炭素と気温を、数字で見る
まず、答え
この100年あまりで、地球の平均気温は、およそ1℃以上、上がりました。大きな原因の一つが、石油や石炭を燃やして出る二酸化炭素炭酸のあわや、ものが燃えて出る気体。(CO2)が増えたことです。1℃と聞くと小さそうですが、地球全体の平均としては、大きな変化です。
どうして?
CO2などの気体は、地球から宇宙へ逃げる熱を、毛布のように包んで、地表をあたためます(温室効果)。これはもともと、地球を暮らしやすい温度に保つ、大事なしくみです。
でも、燃料を大量に燃やしてCO2が増えすぎると、毛布が厚くなりすぎて、地球があたたまりすぎてしまうのです。
もう一歩
数字の読み方が大事です。「1℃」は、その日の気温ではなく、地球全体・長い年月の「平均」の話です。平均が1℃上がると、暑い日や大雨、強い台風が増えやすくなります。
天気は年ごとにばらつくので、1年の暑さだけでなく、長い期間の変化(推移)で見ることが大切です。また、原因を考えるときは、「関係ありそう」と「本当の原因」を区別することも大事です。世界は今、CO2を減らす取り組み(省エネや、太陽・風の再生可能エネルギー)を進めています。数字は、問題の大きさを知り、どうするかを決める手がかりになります。
へぇ、となる話
じつは、大昔の空気は、南極や氷河の氷の中に、あわとして閉じこめられています。その氷を調べると、大昔のCO2の量が分かります。過去と今をくらべられるから、「増えた」とはっきり言えるのです。
身のまわりの同じしくみ
猛暑、大雨、省エネ、太陽光発電、エコ活動。どれも、気温とCO2の話につながっています。