デザインすると、なにが変わるの?
まず、答え
よいデザインは、使いにくさや、わかりにくさ、危なさを減らします。困る人が減り、より多くの人が、かんたんに・安全に・気持ちよく使えるようになります。
どうして?
標識がわかりやすければ、道にまよう人が減ります。ボタンが押しやすければ、まちがいが減ります。段差をなくせば、車いすの人もベビーカーも通れます。
デザインは、こまりごとを減らして、みんなの暮らしをスムーズにするのです。
もう一歩
デザインが変えるものを、見てみましょう。使いやすさ(まちがいや迷いが減る)。わかりやすさ(はじめての人でも、すぐわかる)。安全(角を丸くして、けがを防ぐ)。みんなが使えること(年れいや体の状態にかかわらず使える工夫を、ユニバーサルデザインといいます。自動ドア、多目的トイレ、ピクトグラムなど)。そして、気持ちやらしさ(楽しい、うれしい、そのお店らしい、が伝わる)。
デザインは、ただ便利にするだけでなく、「だれも取り残さない」ためにも使えます。逆に、わるいデザインは、人をまよわせたり、だましたりもできてしまいます。だからデザインには、使う人への思いやりと、責任があるのです。
へぇ、となる話
シャンプーのボトルの横に、ギザギザのついた印があるのを知っていますか。目をつぶっていても、リンスと区別できるように、という工夫です。小さなデザインひとつが、こまっている人を、しっかり助けているのです。
身のまわりの同じしくみ
自動ドア、多目的トイレ、ピクトグラム、シャンプーのギザギザ、角の丸い家具、わかりやすい標識。どれも、暮らしを変えるデザインです。