絶滅しそうな生きものは、どれくらいいるの?
まず、答え
世界には、数を減らして、絶滅(いなくなること)の危機にある生きものが、たくさんいます。調べられているだけでも、数万種が危ないとされています。原因の多くは、人の活動による、すみかの破壊や、気候の変化です。
どうして?
生きものは、森・川・海などのすみかで、たがいにつながり合って生きています。森が切られたり、川や海がよごれたり、気候が変わったりすると、すめなくなって、数が減ります。
とりすぎ(乱獲)や、外から持ちこまれた生きもの(外来種)も、原因になります。こうして、多くの生きものが、危機にさらされているのです。
もう一歩
数字を読むときは、中身を見ることが大切です。「数万種が危機」と言われても、地球には名前のついた生きものだけで、百数十万種もいます。だから、割合や、どの地域・どの仲間で多いかを見ると、問題の形がはっきりします。
今の絶滅のペースは、大昔の自然なペースより、ずっと速いといわれます。そして、一度いなくなった生きものは、二度と戻りません。守るには、すみかを残す・とりすぎない・外来種を持ちこまない、そして「よく見て記録する」ことが第一歩です。数字は、危機の大きさを知り、どう行動するかを決める手がかりになります。
へぇ、となる話
じつは、まだ名前もついていない生きものが、地球にはたくさんいます。中には、見つかる前に、いなくなってしまうものもいるかもしれません。だからこそ、身近な自然を観察し、記録することにも、大きな意味があるのです。
身のまわりの同じしくみ
絶滅危惧種のリスト、動物園での保護、外来種の問題、身近な生きものの観察。どれも、生きものを守ることにつながっています。