LEDはなぜ、少ない電気で明るいの?
まず、答え
LEDは、電気をむだな熱にあまり変えず、電気のほとんどをそのまま光に変えられます。だから、少ない電気で明るく、しかも長持ちします。
どうして?
昔の電球(白熱電球)は、電気で細い線を熱して、その熱で光らせていました。だから熱くなり、電気の多くが熱としてむだになっていました。
LEDは、特別な材料に電気を流すと、直接光ります。熱があまり出ないので、電気をむだにしません。同じ明るさなら、ずっと少ない電気ですむのです。
もう一歩
LEDは「発光ダイオード」という部品で、電気を流すと、材料の中で光そのものが生まれます。白熱電球は、電気の1割くらいしか光にならず、残りは熱でした。LEDは多くを光に変えられ、しかも切れにくく長持ちします。
だから今では、信号機・スマホの画面・部屋の照明・懐中電灯と、ほとんどの明かりがLEDになりました。少ない電気で同じ仕事をすることは、エネルギーを大切に使うこと(省エネ)につながります。また、赤・緑・青の光がそろうと、白い光やカラフルな画面が作れます。青色のLEDが作れるようになって、それがそろったのです。
へぇ、となる話
じつは青色LEDは、作るのがとてもむずかしく、長い間できませんでした。それを実現した研究者は、ノーベル賞を受けました。あなたのまわりにある白い明かりやカラフルな画面は、その大きな発明のおかげなのです。
身のまわりの同じしくみ
部屋の照明、信号機、スマホやテレビの画面、懐中電灯、イルミネーション。今の明かりの多くが、LEDです。