哺乳類ってどんな動物? どんな動物がいるの?
まず、答え
子どもを乳で育て、体に毛があり、体温をいつも一定に保つ動物です。人間もその仲間です。
どうして?
哺乳類という名前は、乳を飲ませて育てることから来ています。生まれたばかりの子は自分でえさを取れませんが、親が作る乳があれば育ちます。おかげで、まだ弱い子を、安全な場所で育てられます。
毛も大事な特ちょうです。空気をふくんで体温をにがさないので、寒い場所でも活動できます。体温を一定に保てるということは、朝でも夜でも、冬でも同じように動けるということです。
もう一歩
哺乳類はおよそ6400種で、鳥や魚にくらべると多くありません。そのかわり、暮らす場所の幅がとても広い仲間です。空を飛ぶコウモリ、一生を海で過ごすクジラやイルカ、土の中のモグラ、木の上のサル。姿はまるでちがっても、乳で育て、毛があり、体温を保つ点は共通しています。
ただし、例外もいます。カモノハシとハリモグラは哺乳類なのに卵を産みます。乳首がなく、皮ふからにじみ出る乳を子がなめて育ちます。仲間分けの線は、きれいに引けないところが必ず出てくるのです。
へぇ、となる話
哺乳類が今のように栄えたのは、恐竜が絶滅したあとです。それまでは、小さな夜行性の動物としてすみの方で暮らしていました。夜の暗がりで生きるうちに、聞く力とにおいをかぐ力が発達したと考えられています。すきまで生きのびた者が、条件が変わったときに主役になる。いのちの歴史では、こういうことがくり返し起きています。
身のまわりの同じしくみ
イヌ、ネコ、ウシ、ネズミ、コウモリ、そして人。毛と乳と体温。この3つがそろえば、哺乳類の仲間です。