鉄はなぜ、さびるの?
まず、答え
鉄がさびるのは、空気中の酸素や水とくっついて、別のもの(さび)に変わるからです。ゆっくりと形をかえる、化学の変化です。
どうして?
鉄は、空気中の酸素や水にふれると、じわじわとむすびついて、赤茶色の「さび」に変わっていきます。とくに水があると、この変化は速く進みます。さびると鉄はもろくなり、ボロボロくずれてしまいます。だから、鉄でできた物はぬれたままにせず、かわかしたり、ペンキやあぶらでおおって空気にふれないようにしたりして、さびを防ぎます。
もう一歩
鉄がさびる「酸化ものが酸素とむすびつく変化。さび・カイロも仲間。」という変化は、じつはカイロが温かくなるしくみと同じ仲間です。カイロは、鉄が酸素とくっつくときに出る熱を利用しています。ちがいは速さで、カイロは一気に、ふつうのさびはゆっくり進みます。金属によってさびやすさはちがい、アルミニウムは表面にうすいさびの膜を作って中を守るので、内側までボロボロにはなりません。ステンレスがさびにくいのも、同じように守る膜を作るからです。「さびる」は、金属と空気がゆっくり反応する、身近な化学変化なのです。
へぇ、となる話
十円玉が黒っぽくなったり、緑色になったりするのも、さびの仲間です。銅は、赤茶ではなく緑色のさびを作ります。金属によって、さびの色がちがうのです。
身のまわりの同じしくみ
古いくぎ、自転地球が自分でくるくる回ること。昼夜のもと。車のチェーン、ぬれたはさみ。どれも、鉄が空気や水と反応してさびています。