遠くへ投げるコツは?
まず、答え
遠くへ投げるには、うでだけでなく、足・こし・体全体を使って、ボールをできるだけ長く・速くおし出すことです。そして、ななめ上(45度くらい)に投げると、遠くへ飛びます。
どうして?
ボールは、手をはなれたときの速さが速いほど、遠くへ飛びます。うでだけで投げるより、足をふみ出し、こしをひねり、体重を前に移しながら投げると、体全体の力がボールに乗って、速くなります。
角度は、上すぎても、前すぎても近くなり、ちょうど中間(およそ45度)が、いちばん遠くまで飛びます。
もう一歩
コツを見てみましょう。ひとつめ、足を、投げる方向へふみ出す。ふたつめ、こし→肩→うで→手首の順に、むちのように連動させる(体の大きいところから、小さいところへ力を伝えます)。みっつめ、手をはなす瞬間を、ななめ上45度あたりにする。
じっさいは空気の抵抗があるので、少し低めの角度がよく飛ぶこともあります。重いものは低く、軽いものは角度を工夫します。やり投げも、ボール投げも、紙飛行機も、「速さ」と「角度」で飛ぶきょりが決まります。どこを変えたら伸びたか、1つずつためすのが、上達のコツです。
へぇ、となる話
プロの投手の剛速球は、うでの力だけではなく、足のふみ込みから始まる全身の連動で生まれます。手だけで投げても、あの速さは出ません。速く投げるとは、体全体を使うことなのです。
身のまわりの同じしくみ
ボール投げ、やり投げ、玉入れ、紙飛行機。どれも、体の力をむだなく乗せて、速く・よい角度で飛ばしています。