なぜ運動の前に、準備運動をするの?
まず、答え
準備運動をすると、体が温まり、筋肉や関節が動きやすくなって、けがをしにくくなります。心臓や呼吸も、運動の準備が整います。
どうして?
急に激しく動くと、冷えてかたい筋肉やすじを、痛めやすくなります。
準備運動で体を温めると、筋肉がやわらかく伸びやすくなり、関節もなめらかに動きます。血のめぐりや呼吸も、少しずつ上げておくと、本番で急に苦しくなりません。
もう一歩
準備運動の役割を見てみましょう。ひとつめ、体温・筋肉の温度を上げる(温まった筋肉はよく働き、切れにくくなります)。ふたつめ、関節を動かして、動く範囲を広げる。みっつめ、心臓や肺を、だんだん運動モードにする(いきなり全力だと、心臓に負担がかかります)。よっつめ、脳と体をつなぎ、動きの準備をする。
運動のあとの整理運動(クールダウン)は、急に止めず、体を落ち着かせて、つかれを残しにくくするためのものです。ラジオ体操やストレッチは、こうした準備の知恵です。寒い日ほど、しっかり準備運動をすることが大切です。
へぇ、となる話
車も、エンジンを急に全開にすると傷みやすいのと同じで、体もあたためてから動かすほうが、長持ちします。準備運動は、体への「これから動くよ」という、合図なのです。
身のまわりの同じしくみ
ラジオ体操、ストレッチ、運動前の屈伸、プールに入る前の準備体操。どれも、体を動く準備に整えています。