なぜ運動すると、つかれて筋肉が痛くなるの?
まず、答え
運動で筋肉をたくさん使うと、エネルギーを使い切って、つかれます。慣れない運動や強い運動のあとは、筋肉に小さな傷ができて、それを直すときに痛くなります(筋肉痛)。
どうして?
筋肉は、酸素と栄養を使って、力を出します。使いすぎると、エネルギーが足りなくなり、力が出にくくなります。これが「つかれ」です。
また、強い運動で、筋肉の細い繊維に小さな傷ができます。体がそれを修理するときに、はれて痛みが出ます。これが、あとからくる筋肉痛です。
もう一歩
くわしく見てみましょう。つかれは、エネルギー不足や、酸素が足りないときに、力が続かなくなること。休むと回復します。筋肉痛は、とくに慣れない運動や、伸ばしながら力を出す動き(階段を下りるなど)でおきやすく、1〜2日後がピークになります。
じつは、修理のとき、筋肉は前より少し強くなります。だから運動をくり返すと、筋力がついていきます。痛いのは、「体が強くなっている途中」のサインでもあるのです。無理をせず休み、水分と栄養、そして睡眠が、回復を助けます。痛みが強いときや、長引くときは、大人に相談しましょう。
へぇ、となる話
筋肉痛は、長いあいだ「乳酸がたまるから」と言われてきました。でも今では、小さな傷の修理が主な原因だと考えられています。昔の常識が、新しい研究で更新された、よい例なのです。
身のまわりの同じしくみ
運動会の次の日の筋肉痛、階段の上り下り、久しぶりの運動のあと。どれも、使った筋肉が回復している最中です。