食料自給率ってなに?日本の食べものは、どこから来る?
まず、答え
食料自給率は、その国で食べるものを、どれだけ自分の国で作っているかを表す割合です。日本は、カロリーで見ると、およそ4割(約38パーセント)で、多くを外国からの輸入にたよっています。
どうして?
わたしたちが食べるお肉・小麦・大豆・油などの多くは、外国から運ばれてきます。日本で作っている割合を「自給率」といいます。
お米は自給率が高いのですが、小麦や大豆、家畜のえさは、外国産が多いのです。だから全体で見ると、半分以上を、輸入にたよっていることになります。
もう一歩
自給率には、2つの見方があります。カロリーベースは、食べたエネルギー(カロリー)のうち、国産の割合で、日本は約4割。生産額ベースは、金額で見た割合で、これはもっと高めに出ます。どの「ものさし」で見るかで、数字の印象が変わるのです。
自給率が低いと、外国で不作や、輸送の問題が起きたとき、食べものが手に入りにくくなる心配があります。いっぽうで、それぞれの国が得意なものを作って、交換し合うよさもあります。国産のものを食べる、フードロスを減らす、いろんな食材を作る、といったことが、自給率を支えます。数字は「どれくらい外国にたよっているか」を教えてくれます。
へぇ、となる話
おにぎりのお米は国産でも、のりや、具のツナ、それを包むラップ、さらに牛や豚のえさまで見ると、じつは外国とつながっています。ひとつの食たくが、世界中とつながっているのです。
身のまわりの同じしくみ
お米・パン・大豆・お肉、輸入食品、地産地消、給食の食材。どれも、自給率の話につながっています。