食べ物が腐るって、どういうこと?
まず、答え
目に見えない小さな生きもの(菌やカビ)が食べ物について増え、食べ物を分解して、においや味、見た目を悪くし、体に害のあるものに変えることです。
どうして?
空気中や手には、たくさんの微生物目に見えない、小さな生きもの。がいます。食べ物を置いておくと、それらがついて、食べ物の栄養を食べて増えていきます。増えるときに、においのもとや、ねばり、変な味を出します。だから腐ると、くさいにおい・ぬめり・変色が起きます。あたたかく湿っていると、菌が速く増えるので、早く腐ります。
もう一歩
腐敗は、微生物が食べ物を分解する現象です。冷蔵庫で冷やすと菌が増えにくく、腐りにくくなります。乾燥・塩漬け・加熱・密封も、菌を増やさない昔からの保存の知恵です。腐ったものには、体に害のある菌や毒ができることがあるので、食べてはいけません。じつは「発酵微生物が食べ物を、人に役立つように変えること。」も微生物のはたらきですが、人に役立つものを発酵、困るものを腐敗と呼び分けています。
へぇ、となる話
発酵と腐敗は、起きていることは同じ「微生物のはたらき」です。人にとって、おいしく安全に役立てば発酵、害になれば腐敗。その線引きは、じつは人の都合なのです。
身のまわりの同じしくみ
いたんだ食べもの、冷蔵庫、賞味期限、干物や漬物(腐りにくくする工夫)。微生物とのつきあいです。