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生物

自分を好きになるって、どういうこと?

まず、答え

自分を好きになるとは、「できることも、できないことも、まるごとの自分を、大切に思える」ことです。何かがうまくできるから好き、ではなく、うまくできない自分も、まあいいか、と受け入れられること。この気持ちは、あなたがのびのびと挑戦し、幸せに生きるための、心の土台になります。

どうして?

「自分を大切に思える気持ち」は、心の元気のもとです。この気持ちがあると、失敗してもまた立ち上がれ、人と自分をくらべすぎず、新しいことにも挑戦できます。反対に、自分を嫌いだと感じていると、小さな失敗で深く落ちこんだり、人の目ばかり気にしたりして、苦しくなります。

大切なのは、この気持ちは、「特別にすごい」から生まれるのではない、ということ。テストの点や、勝ち負けや、人からのほめ言葉だけを土台にすると、うまくいかないときに、ぐらぐらします。本当の「自分を好き」は、成績や結果とは別のところに、しっかり根を張っているものなのです。

もう一歩

自分を好きになるのを、助けることがあります。ひとつは、自分に、優しい言葉をかけること。失敗したとき、「自分はダメだ」ではなく、「よくやった、次がある」と、友だちにかけるような言葉を、自分にもかける。心の中の声は、あなたがいちばんよく聞く声。だから、その声を、優しくするのです。

もうひとつは、小さな「できた」を、自分で認めること。大きな成功でなくていい。今日、あいさつができた、一つがんばれた。それを「当たり前」で流さず、「よし」と認める。この積み重ねが、土台を強くします。そして、人とちがう自分を、責めないこと。みんなとちがうところは、あなたの持ち味です。時間はかかっても大丈夫。自分を好きになるのは、練習で育つ力です。今のあなたは、そのままで、大切な存在。それを少しずつ、心が思い出していくのです。もし、自分をどうしても好きになれず、つらいときは、その気持ちも、信頼できる大人に話してみてください。

へぇ、となる話

自分に優しくできる人は、じつは、他人にも優しくできることが多いといわれます。反対に、自分を厳しく責める人は、人にも厳しくなりがちです。自分を大切にすることは、わがままではありません。自分を満たせるから、人にも優しさを分けられる。自分への優しさは、まわりへの優しさの、出発点なのです。

身のまわりの同じしくみ

失敗しても立ち直れること、人とくらべすぎないこと、新しいことに挑戦できること。どれも、「自分を大切に思える気持ち」が、土台で支えている、同じしくみです。この土台は、優しい言葉と、小さな「できた」で、育っていきます。

#きもち#こころ

このきじは「きもちと、こころの元気コース」の 10/15 最初から読む

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